なぜ高級リップクリームを買うのか
正直に言うと、僕にはリップクリームに1000円も2000円も払う理由がわからない。
僕はここ数年、100円のメンソレータム(薬用リップスティック)しか使っていない。年中使っていて、どんなに使っても1本で4ヶ月は持つ。つまり年間300円である。
この記事では以下のことがわかる。
- なぜ100円のメンソレータムで十分なのか
- リップクリームの正しい使い方(荒れを治すツールではない)
- 習慣化のコツ(トイレのたびに塗る理由)
- 高級リップクリームが不要な3つの根拠
断っておくが、これはロート製薬からお金をもらって書いている記事ではない。むしろロート製薬すら、この暴論に待ったをかけたいと思うだろう。それほどまでに一番安いリップクリームが優秀なのだ。
対象読者は成人男性。女性は唇に色をつけたい場合もあるだろうから、そこは知らん。
結論: 100円のメンソレータムで年間300円運用
先に結論を言う。
リップクリームは100円のメンソレータムで十分。定期的に塗る習慣さえつければ、唇の乾燥は防げる。
理由は以下の3つ。
- リップクリームは「荒れを治す」ツールではなく「乾燥を防ぐ」ツール
- 定期的に塗る習慣をつければ、性能差はほぼ感じない
- 年間300円で済むコスパが圧倒的
以下、詳しく解説する。
リップクリームの誤解: 荒れを治すツールではない
リップクリームの本質は「油分の維持」
まず、リップクリームとは何か。
唇に油分をもたせ、それを維持させるという機能のツールである。
荒れを治すというのは別の話なのだ。
もしも既に唇が荒れているなら、皮膚科に行って薬を処方してもらうべきだと思う。その上で荒れが治った後、カサカサにならないために唇が荒れる前につければいい。
この前提を持っていない人が多いのではないだろうか。
万能ツールは存在しない
何事も万能ツールはないと思っている。
「荒れを治す」と「荒れを防ぐ」は違う。
- 荒れを治す: 医薬品(皮膚科で処方される薬)
- 荒れを防ぐ: リップクリーム(油分で保護)
高級リップクリームの多くは「保湿成分配合」「ビタミンE配合」などを謳っているが、結局のところ油分で唇を保護するという基本機能は100円のメンソレータムと変わらない。
100円のメンソレータムで十分な3つの理由
1. 定期的に塗る習慣をつければ性能差はほぼ感じない
僕はトイレに行くたびにリップクリームをつけるようにしている。
人間が必ず行う動作に紐付けてルールづくりをすることで、条件反射でできるようになる。
- 朝起きてトイレ → リップクリーム
- 昼休憩のトイレ → リップクリーム
- 帰宅後のトイレ → リップクリーム
- 寝る前のトイレ → リップクリーム
1日4回塗れば、唇が乾燥する暇がない。
高級リップクリームを1日1回塗るより、100円のメンソレータムを1日4回塗る方が効果的だと思っている。
2. 年間300円で済むコスパが圧倒的
100円のメンソレータムは、どんなに使っても1本で4ヶ月は持つ。
- 1本100円
- 年間3本使用
- 年間300円
高級リップクリーム(1本1000円)を年3本使うと3000円。差額は2700円である。
何ごともカネがかかる時代だ。何かを解決するためというツールはなるべく安く運用しようではないか。
3. 紛失しても精神的ダメージがない
これは意外と重要なポイントだ。
リップクリームは小さいので、ポケットから落としたり、どこかに置き忘れたりすることがある。
- 100円のメンソレータムを紛失 → 「まあいいか」
- 1000円の高級リップクリームを紛失 → 「ああああああ」
この精神的ダメージの差は大きい。
僕は車と家とデスクにそれぞれ1本ずつ置いている。3本で300円なので、気軽に複数本運用できる。
メンソレータムの基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | メンソレータム 薬用リップスティック |
| メーカー | ロート製薬 |
| 価格 | 約100円(ドラッグストアによる) |
| 内容量 | 4.5g |
| 使用期間 | 約4ヶ月(1日4回使用) |
| 主成分 | ワセリン、ラノリン、メントール |
| 特徴 | 医薬部外品、唇の荒れ・ひび割れを防ぐ |
他のリップクリームとの比較
| 商品名 | 価格 | 特徴 | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| メンソレータム | 100円 | シンプル、医薬部外品 | 300円 |
| ニベア ディープモイスチャー | 300円 | 高保湿、ビタミンE配合 | 900円 |
| DHC 薬用リップクリーム | 700円 | オリーブオイル配合 | 2100円 |
| キュレル リップケアクリーム | 1000円 | 敏感肌向け、セラミド配合 | 3000円 |
正直、僕には300円と3000円の差を感じることができなかった。
もちろん、敏感肌で特定の成分が必要な人はいるだろう。しかし、普通の成人男性が「唇の乾燥を防ぐ」だけなら、メンソレータムで十分である。
リップクリームを習慣化するコツ
トイレに行くたびに塗る
前述の通り、僕はトイレに行くたびにリップクリームをつける。
なぜトイレなのか。
- 1日に必ず複数回行く
- 鏡がある(塗りやすい)
- 手を洗うタイミングで清潔
この習慣をつけてから、唇が乾燥することがなくなった。
ポケットに常に入れておく
リップクリームはポケットに常に入れておく。
- ズボンの右ポケット: リップクリーム
- ズボンの左ポケット: スマホ
- 上着のポケット: 財布
これをルール化すれば、忘れることがない。
複数本を常備する
100円なので、複数本を常備できる。
- 車のドリンクホルダー: 1本
- 家の洗面所: 1本
- デスクの引き出し: 1本
どこにいてもリップクリームを塗れる環境を作る。これが習慣化の鍵である。
よくある質問: メンソレータムで本当に十分?
Q. メントールの刺激が気になる
A. 確かにメンソレータムはメントール配合なので、スースーする。
もし刺激が苦手なら、同じロート製薬の「メンソレータム モイストリップ」(約150円)がおすすめ。メントールなしで、ほぼ同じ機能。
Q. 冬場の乾燥にも耐えられる?
A. 僕は東北在住なので、冬場はかなり乾燥する。
それでも1日4回塗れば全く問題ない。
逆に、高級リップクリームを1日1回しか塗らないと、夕方には乾燥していた経験がある(以前使っていた時)。
Q. 女性でも使える?
A. 使える。
ただし、色つきリップや美容成分を求めるなら、他の製品を検討した方がいいと思う。この記事は「成人男性が唇の乾燥を防ぐ」という目的に絞っている。
こんな人におすすめ
✅ リップクリームにお金をかけたくない人
✅ 唇の乾燥を防ぎたいだけの成人男性
✅ シンプルな機能で十分だと思う人
✅ 複数本を常備したい人
✅ 紛失しても気にならない価格がいい人
おすすめしない人
❌ 敏感肌で特定の成分が必要な人
❌ 既に唇が荒れている人(皮膚科推奨)
❌ 色つきリップや美容成分を求める人
❌ メントールの刺激が苦手な人(モイストリップなら可)
まとめ: リップクリームは100円で十分
リップクリームに高いお金を払う必要はない。
100円のメンソレータムを定期的に塗る習慣をつければ、年間300円で唇の乾燥は防げる。
ポイントは以下の3つ。
- リップクリームは「荒れを治す」ツールではなく「乾燥を防ぐ」ツール
- トイレに行くたびに塗る習慣をつける
- 複数本を常備して、どこでも塗れる環境を作る
何ごともカネがかかる時代だ。リップクリームくらいは安く運用しようではないか。

