なぜ今日、計画を作り直すことにしたのか
昨日、「プログラミング初心者が挑む初実装」という記事を書いた。
家族からの依頼で、ジャニーズのチケットリセール通知システムを作るプロジェクトだ。記事では「2週間でなんとかする」くらいの、正直かなりざっくりした計画を書いた。
ブログを公開した後、ふと思った。
「これ、本当にこの計画で大丈夫か?」
記事では「2週間以内に動くものを作る」としか書いていない。具体的に何をいつやるのか、全く決まっていなかった。これでは挫折する未来しか見えない。
そこで、ClaudeAIに相談してみることにした。
結論から言うと、計画が劇的に進化した。
ClaudeAIに投げかけた質問
ClaudeAIに以下の情報を伝えた:
- プロジェクト概要(チケット通知システムを作る)
- 自分のスキルレベル(プログラミング実装経験ゼロ)
- 環境(Linux Mint Cinnamon、2月からスタート)
- 目標(2/27までに運用開始)
- 昨日書いたブログ記事のURL
そして、こう聞いた。
「全5回の連載と書いたけど、もっと細分化できると思う。できる限り細かくしたほうがいいと思うけどどう思う?実際にプロジェクト計画すら今日作り直すわけだが。ブログを書くというところも含めてプロジェクト計画を改めて書き直してほしい。」
返ってきたのは、想像以上に詳細な計画だった。
最初の計画の問題点
昨日書いた計画を振り返ると、こうだった:
連載スケジュール(元の計画):
- 第1回: プロジェクト始動・計画立案
- 第2回: Python環境構築とスクレイピング基礎学習
- 第3回: RELIEF Ticketのページ解析と実装
- 第4回: LINE通知の実装と定期実行設定
- 最終回: 結果報告・実装にかかった時間・学び
合計5記事
これの何が問題だったか。
問題点1: タスクが大きすぎる
「Python環境構築とスクレイピング基礎学習」を1記事でまとめようとしていた。実際には、環境構築だけで1記事、スクレイピング学習だけで2〜3記事は必要だ。
問題点2: ブログ記事が書きにくい
1記事で複数のタスクをこなすと、記事が長くなりすぎる。読者も追いづらいし、自分も書くのが大変だ。
問題点3: 挫折しやすい
大きなタスクを達成するには時間がかかる。達成感を得るまでに時間がかかると、モチベーションが続かない。
これらの問題を、ClaudeAIは一瞬で見抜いた。
ClaudeAIが提案した新しい計画
ClaudeAIが提案してくれたのは、**「1記事1タスク」**の原則に基づいた超詳細な計画だった。
新しい連載スケジュール:
Phase 1: 準備編(第1〜5回)
- 第1回(完了): プロジェクト始動
- 第2回(今日): プロジェクト計画の再構築
- 第3回: Linux Mint Cinnamonインストール実践
- 第4回: 開発環境構築(VSCode + Python)
- 第5回: GitHubリポジトリ作成とプロジェクト構造
Phase 2: 学習編(第6〜8回)
- 第6回: Python基礎学習(最低限)
- 第7回: ClaudeAIに学習プランを作らせる
- 第8回: スクレイピング練習(簡単なサイトで)
Phase 3: 実装編(第9〜14回)
- 第9回: RELIEF Ticketサイト調査(前編)
- 第10回: RELIEF Ticketサイト調査(後編)
- 第11回: スクレイピングコード実装(基本版)
- 第12回: Selenium版スクレイピング実装
- 第13回: 差分検知機能の実装
- 第14回: LINE通知機能の実装
Phase 4: 統合・運用編(第15〜17回)
- 第15回: 全機能統合とメインプログラム完成
- 第16回: 定期実行の設定とテスト運用
- 第17回: 本番稼働と全体の振り返り
合計15〜20記事
5記事が一気に15〜20記事に膨れ上がった。
最初は「多すぎでは?」と思ったが、読んでいくうちに納得した。
細分化のメリット
ClaudeAIの計画を見て、細分化のメリットが理解できた。
メリット1: 毎日達成感を得られる
「Python環境構築」と「スクレイピング学習」を1日で終わらせるのは無理だ。でも「Linux Mintをインストールする」だけなら、2〜3時間で終わる。
小さなタスクなら、その日のうちに達成できる。達成感を得られる。これが継続の秘訣だ。
メリット2: ブログ記事が書きやすい
1記事1タスクなら、記事の構成がシンプルになる。
「今日やったこと」「ハマったポイント」「解決方法」「学び」を書くだけでいい。これなら記事が書ける。
メリット3: 読者も追いやすい
長文の記事より、短くて具体的な記事のほうが読みやすい。読者も「次はどうなるんだろう」と続きが気になる。
メリット4: 挫折しにくい
これが最大のメリットだ。
大きなタスクを見ると「できる気がしない」と思ってしまう。でも小さなタスクなら「これならできそう」と思える。
プログラミング学習で挫折する最大の理由は、「ゴールが見えないこと」だ。細分化すれば、目の前のゴールが明確になる。
計画の中で特に良かった点
ClaudeAIの計画の中で、特に「これは良い!」と思った点を3つ挙げる。
1. 「ClaudeAIに学習プランを作らせる」という記事
第7回に「ClaudeAIに学習プランを作らせる」という記事がある。
これが秀逸だ。
自分でゼロから学習プランを作るのは大変だ。でもClaudeAIに「Pythonのスクレイピングに必要な最低限の知識だけ教えて」と聞けば、AIが最適な学習プランを作ってくれる。
これをブログ記事にすれば、「AIを学習パートナーにする方法」を読者に伝えられる。
実用的だし、記事のネタにもなる。一石二鳥だ。
2. RELIEF Ticket調査を前編・後編に分ける
第9回と第10回で、RELIEF Ticketサイトの調査を前編・後編に分けている。
前編では「HTML構造の確認」、後編では「JavaScriptレンダリングの確認とSelenium導入の判断」を行う。
これも細分化の好例だ。
いきなり「調査して実装まで終わらせる」とすると、記事が長くなりすぎる。調査だけで1〜2記事使うのが正解だ。
3. ブログ記事の構成テンプレート
ClaudeAIは、各記事の構成テンプレートまで提示してくれた。
## 今回やること
- 箇条書きで今日のタスク
## なぜこれをやるのか
- 背景と目的
## 実際にやってみた
- スクリーンショット付きで手順を記録
- エラーが出たらそれも記録
## ハマったポイントと解決方法
- 詰まった箇所
- どうやって解決したか
## 今日の学び
- 技術的な学び
- プロジェクト管理の学び
## 次回予告
- 次にやること
この構成なら、毎回迷わず記事が書ける。
プロジェクト管理における「細分化」の重要性
今回、ClaudeAIとの対話で痛感したのは、プロジェクト管理における「細分化」の重要性だ。
これはプログラミングに限らない。
仕事でも、趣味でも、どんなプロジェクトでも同じだ。
大きなゴールを細かいタスクに分解する。そして1つずつ確実にこなしていく。これがプロジェクトを成功させる秘訣だ。
プログラミング初心者が挫折する理由の多くは、「何から手をつけていいかわからない」ことだ。
細分化すれば、次にやるべきことが明確になる。迷いがなくなる。
AIをプロジェクトマネージャーとして使う
今回、ClaudeAIはプロジェクトマネージャーの役割を果たしてくれた。
自分1人で計画を立てていたら、ここまで詳細な計画は作れなかった。
AIの使い方は色々ある。コードを書かせたり、文章を添削させたり。でも今回のように「プロジェクト計画を立てる」という使い方もできる。
AIは、思考の壁打ち相手として最適だ。
今日の学び
- 計画は細かいほど実行しやすい
- 1記事1タスクの原則
- AIをプロジェクトマネージャーとして活用
- 細分化が挫折を防ぐ
次回予告
次回は、いよいよLinux Mint Cinnamonのインストールに挑戦する。
2月のディストリビューションとして選んだLinux Mintを、実際にインストールして初期設定まで完了させる。
「毎月違うLinuxを使う男」として、Mintの使い心地も正直にレビューする予定だ。

